はじめての補聴器選び

補聴器の選び方 耳穴型(オーダーメイド)①

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補聴器には様々なタイプがあります。
大きく分けて耳穴型 耳掛け型 ポケット型の3つです 今回は耳穴型を紹介します。

耳穴型の特徴

耳穴型はその名の通り耳の穴に入れる補聴器です。音を拾うマイクが耳の中にあるので様々な補聴器のタイプの中でも自然に聞こえるタイプの補聴器です

耳穴型は基本的に耳型を採取して、それを基にシェル(補聴器の外穀)の中に部品を組み込んで作るオーダーメイド補聴器です。

ITE フルサイズ タイプの耳穴補聴器

ITC カナル タイプの耳穴補聴器

CIC タイプの耳穴補聴器

一般的な耳穴補聴器のメリット・デメリット
耳の穴やくぼみに入れるので外から見えにくく、目立ちにくいのが特徴です。 
使用する人の耳型を採取して作るので耳にぴたり合う
耳本来の耳介効果もあり、より自然に近い形で音がきこえます。
さらに、昨今ではマスクの着用は欠かせません。耳穴補聴器は耳の中に入れるのでマスクの紐を気にすることなく装用できます。

デメリット
耳垢・耳だれがでる人はおすすめできません。補聴器の音を出す部分は耳穴の奥に入るので耳垢・耳だれの分泌物が補聴器に付着して音が出なくなることがあります。
耳の穴をふさぐため、閉塞感・こもり・ひびきを感じやすい。

次回は耳穴補聴器のITC カナル CIC の特徴を説明します。

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