はじめての補聴器選び

補聴器の種類と選び方(2)

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装用のしやすさと操作性

ボリュームコントロール(ボリューム)音量調節機能

今回は補聴器の装用のしやすさ と 補聴器のボリューム(音量調節機能)・プログラムボタンの扱いについて解説します。
ボリューム機能を設定しておくと自身でボリュームを操作して音量の調節ができます。 音量を大きくしたり小さくしたりすることができます。

プログラムボタン(メモリボタン)

例えば、レストランなどの周りがガヤガヤした場所での会話・屋外で車や飛行機の音がうるさい場所・工場など騒音が多い職場環境・テレビ、ラジオなどを聞く場合など 生活していると様々な環境に身をおきます。
補聴器店などの静かな環境で調整した補聴器は、雑音の多い環境では会話は聞きにくくなり、雑音がうるさく聞こえる、ということがあります。

プログラムボタンは、そういった環境に合わせた調整を補聴器に設定しておきプログラムボタンで切り替えることができます。

耳穴型補聴器の装用と操作性

耳穴型の補聴器は補聴器全体が一体型となっているのでメガネやマスクとぶつかることがない。
一般的に耳に入れたり外したりするのは簡単であるが耳穴型でも耳甲介を覆うカスタムタイプはカナル・CICタイプより装用しにくい、なぜなら耳輪でしっかり固定するのが難しいからです。

CICタイプ

耳穴型、ボリューム・メモリボタンの操作、CICタイプは耳の穴の奥に入れるタイプです。そのため小さく作られるので基本的にボリュームはつきません。
プログラムボタンはつけることができます。

カナルタイプ

カナルタイプは最近ではマイクが二つある指向性マイクの補聴器が主流になっていてボリューム・プログラムボタンの位置はほぼ決まっています。メーカーによって付く位置は違います。
そのため耳の形状によっては操作しにくい場合もあります。

カスタムタイプ

カスタムタイプは、耳輪までしっかり収まるタイプです。大きいのでボリューム・は比較的扱いやすい位置につけることができますが、プログラムボタンの位置はカナル同様決まっています。

耳掛け型とRICタイプの装用と操作性

耳掛け型+既製耳栓

耳の後ろに補聴器本体を置き耳栓を耳の穴に入れるタイプです。メガネやマスクをする方には邪魔になることがあります。既製品の耳栓は耳の穴の中に押し込むだけです。 比較的簡単に装用できます

耳掛け型+イヤーモールド

イヤーモールドはオーダーメイドの耳栓です。
既製の耳栓の代わりに自分の耳型を取ったイヤモールドは耳と補聴器の状態が安定するので落ちにくく、常に同じ位置にはまるので安定した音で聞くことができます。
ただし装用のしやすさとなると少し難易度が上がる事があります。特に高齢者の方は手先が不自由だったり痺れがある場合はイヤモールドの装用と補聴器を耳の後ろにかけるのが難儀になる事があります。

ボリューム・プログラムボタンの操作性

耳掛けタイプの補聴器のボリューム・プログラムボタンは耳の後ろに掛けている補聴器を操作する事になります。
目で見えない部分を扱うので慣れが必要です。ボリュームは2種類あり、ダイヤル式とシーソー式です。 

RIC+既製耳栓

一般の耳掛けタイプと違いRIC(Reciever In Canal)は音が出るレシーバー(スピーカー)が補聴器本体と分離していて耳の穴の中に入ります。
レシーバーが本体と分離しているので耳掛けタイプより小型で目立ちにくいのが特徴です耳掛けタイプのチューブがRICでは細いコードになっていて耳のひだに沿っています。装用時にレシーバーの先には専用の耳栓が付きます、それを耳の奥まで入れるのですが耳の穴は曲がっているので(曲がり方は人により違う)コツをつかむまで練習が必要です。
レシーバーがきちんと奥まで入れていないと音がしっかり入らず、補聴器本体も落ちやすくなります。
入れ方のコツとしては耳の後ろを持って後ろ側(斜め後ろ)に引っ張ると耳の穴が広がるので入れやすくなります。

RIC+モールド

RIC用のオーダーメイド耳栓です。
RICモールドは既製の耳栓より安定しており耳栓を奥に入れるのが難しい人に合っています。
耳の奥まで入れるので小型になります。

RICタイプボリュームとプログラムボタン

RICタイプの場合、耳掛け型より小さい機種が多く、ボリュームとプログラムボタン両方の機能がある機種とボリュームのみ・プログラムボタンのみ どちらかの機能しかない機種もあります。
その場合、ボリュームしかない機種はボリュームを長押しするとプログラムが切り替わる設定にできたり、プログラムボタンしかない機種は右のボタンを押すと音量が大きくなり、左を押すと音量が小さくなる、というような設定ができます。

ポケット型+既製耳栓

ポケットタイプはイヤホンを耳の奥に入れて本体はポケットなどに入れて操作する補聴器で扱いやすく、装用も容易です。
ボリュームはダイヤル式が多く、数字が書いてあるので操作が分かりやすいのも特徴です。  

※ポケット型補聴器は近年では需要が減少しているため生産を止めたメーカーもあります。

ポケット型+イヤーモールド

ポケットタイプのイヤホンの部分にイヤモールドを付けることができます、既製の耳栓ではハウリングするような高度・重度難聴の方におすすめです。

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